塩の役割

こんにちは^^

 

暑い日が続いています。

いかがお過ごしでしょうか?

 

昨日、暑い中、外出しました。

数年前までは、この暑い中体育館でバドミントンの練習をしていたな~と、少しぞっとしました^^

 

そんな中、熱中症対策として、

しっかりナトリウム入りの飲み物を補給したり、

首の大きな血管のところを冷やしたりしていました。

 

大量に汗をかいた時には、血液のナトリウム濃度が下がり、

水が飲めなくなってしまう状態になる場合があることが明らかになってきました。

 

私たちのカラダには、ほぼ0.9%のナトリウムを含んだ血液が巡っています。

また、汗にはナトリウムが含まれています。

 

大量に汗をかいてナトリウムが失われたとき、

水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まります。

これ以上ナトリウム濃度を下げないために水を飲む気持ちがなくなり、

同時に余分な水分を尿として排泄します。

この状態になると汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、

運動能力が低下し、体温が上昇して、熱中症の原因となっています。

 

この人間にはなくてはならないナトリウムの補給、

ほとんどが食塩から!

 

人間の生命維持にも大きな役割を果たしている、塩!

ですが、パンでも大きな役割を果たしていますよ!!

 

は、パンを作る上での基本材料4つのうちのひとつです!

 

塩の大きな役割としては、次の3つが有りますよ^^v

 

1 生地に弾力を与える。

2 雑菌の繁殖を防ぐ。

3 パンの風味をよくする。

 

塩は、古くから天然の製パン改良材といわれ、

この3つのはたらきは、、とても重要です。

 

一般的に塩の添加量は、1~2%。

2.5パーセント以上使うと、酵母の発酵をじゃまするようです。

 

 

パン作りにかかせないとても大切な塩、

国内では、約2000種類の塩があり、ブランド数では世界1だともいわれています!!

 

塩はすべて、海水からとれたもので、塩ができあがるまでの工程で分類すると、

大きく3つあります。

1 天日塩・・・太陽熱と風力で水分を蒸発させてつくったもの。

2 せんごう塩・・・釜で炊いて作った塩。

3 岩塩・・・地殻変動で閉じ込められた海水が長い年月をかけて結晶したもの。

 

フランスパンのようなリーンな生地にとっては、

塩は味の決め手となる材料のひとつです!

 

さて現在、Pandaのパン教室で使用している塩は、

「なぎさの海水塩」

長崎の崎戸島周辺の海水を100%使ったものです。

塩の結晶がフレーク状になるので、溶けやすく固まりにくく使いやすい塩です。

また、にがりを適当にふくみまろやかな塩味。

 

あまりふだん、気にかけない塩ですが、

ちょっとこだわってみたら、

パンも料理の味も新しい発見があるかも^^